このサイトについて

ブラジルの教育哲学者Paulo Freireは、Education for Critical Consciousnessという本の中でこう言っています。


“If men are unable to perceive critically the themes
of their time, and thus to intervene actively in reality,
they are carried along in the wake of change” (Freire, 1973, p. 6).

(人々がもし時代のテーマを批判的に考え、積極的に現実に介入できなければ、彼らは変化の後を追って流されていくことになるであろう。)

私たちが「今、ここ」に生きる意味は何なのか?どのようなことが「時代のテーマ」として設定され、「現実」として我々に提示されているのか?私たちはどのようにこの現実に介入していけば良いのだろうか?

このような問いからできたのがこのブログ、 『アメリカ教育最前線!!』です。 学生の中から自主的に始まったnonprofitイニシアチブで、2010年10月に立ち上げました。複数の教育情報ハブからアメリカの最新教育ニュースやリサーチをピックアップし、日本語にて発信しています。なお、このブログでカバーしきれない情報をTwitterでも活発に発信していますので、そちらも是非ご覧下さい。

現在はコロンビア大学教育大学院ティーチャーズカレッジに学ぶ日本人の院生7名で運営していますが、今後は他大学にも学びの輪を広げていけたら、と考えています。日本、アメリカの教育に興味を持つ人々による、改革のための知のシェアリングの場となれば幸いです。日本の教育はアメリカの成功と失敗から何を学び、どのような教育を展開していくのか…。共に考えていきませんか?

この取り組みに賛同し、ゲスト投稿やその他の方法で係わって下さる方、ご連絡お待ちしています。(ds2755@columbia.edu 鈴木)