ゲイツ財団のレポートに対して、カリフォルニア大バークレー校のRothsteinが批判的コメント
ゲイツ財団のMeasures of Effective Teaching(MET)プロジェクトでは、Value-addedならびに、生徒による教員アセスメントによって、the Stable Componentと呼ばれる指標を提唱しているが、この指標とValue-addedによる評価の問題点を指摘している。
レポートではValue-addedが、他の指標に対して高い相関を持つと主張しているが、Rothsteinはその相関が実際には高くないため、Value-addedで高い評価を受けた教員でも、他の教員評価においては低い評価を受ける可能性が高いため、実際にはこの評価方法は信頼性が高いとは言えないと主張している。そのため、Value-addedを主要な指標とする教員評価は、他の基準からすると望ましくない教員を評価する可能性があると指摘している。
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